М.エンフボルド政権成立1ヶ月後の支持率(2006年03月07日)

М.エンフボルド政権が成立してから1ヶ月たった2006年2月末、サンマラル基金がウランバートル市民700人について政党支持率調査を行った(ウヌードゥル新聞2006年03月07日付)。


(注:出典はウヌードゥル新聞2006年03月07日付。МАХНは人民革命党、АНは民主党、ЭХ ОРОНは祖国党、ИЗНは市民の意志党、БННは共和党、АТНは国民党をそれぞれ示す)

この調査結果は、筆者が書いた事態を如実に示している。

つまり、政党内の内紛で、分裂の危機に見舞われている民主党は、今回の事態の対応が国民の支持を受け、8.7%(2006年1月)から26.5%(2006年2月)に上昇した。

同様に、市民の意志党は、筋を通して野党になり、「影の内閣」結成を志向している。それが支持率微増(4.6%から5.0%へ)にあらわれている。

一方、グンダライの国民党は、自身が入閣することによって「政治的自殺」を行った。その結果、結党当初の29.3%から6.3%に急落した。

人民革命党は通常の支持率40%前後から20%〜30%台後半に低迷している。これは、今回の強引な政治手法に対する国民の反感を示している。

祖国党と共和党の支持率(2.1%、3.6%)は低い。これは、入閣したエルデネバトとジャルガルサイハンの個人的野心を国民は警戒している。(2006.03.12)

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