インド デリー・プネの旅 2001
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カモにされないために
この日に私は
カモ
にされた。以下注意事項をまとめる
1
現地ガイドが連れて行く店
はまず客をカモにする店と考えたほうがいい。
私のガイドさんは親切だったが店とコネがあると思われる。
私が払った金の一部が彼に渡るのだろう。
2
客が自分しかいない
ときは怪しい店である。
その他不自然なことがないか注意する。
3 もしみやげ物を買うチャンスがこのあとにもあるなら、
最初の店は値段を調べる店
にしてなにも買わない。
カモにされる理由として、
適正な価格を知らない
ことがあげられる。
またこの機会を逃したらもう買えないんじゃないかという心理も働く。
しかしみやげ物なんてどこにでも同じものがある。
日本のことを思い出すとよい。
インドでしか買えない土産ではあるが、
インドならどこにでもある土産だ。
自分のほしいものがあったら、買うのを我慢して値段だけ調べる。
店を出たらすぐにメモをとる。
もし一人旅とか女性の二人連れで断りきれない雰囲気であれば、安いものを一つだけ買う。
おそらく宝石のような高価なものをしつこく勧めるので、これ以上言うならなにも買わないと怒ったふりをする。
これで相手は勧めるのをやめて、あなたは一つだけ買って店を出る。
団体旅行で、他の人がたくさん買うと自分も買いたくなるが、明らかに怪しい店だと感じたら買わないほうがいい。
大きい通りに面していて、客が自由に出入りしている店はカモにする可能性は低い。
プネでいったみやげ物やはまさにこのような店で安心できた。
現地ガイドが私を連れて行った店は、客が私だけでいかにも閉ざされた空間で買わざるを得ない雰囲気を作っていた。
4 価格が適正かを考えるとき、
ルピーを換算レートで円にして考えてはいけない。
100ルピーだったら10倍して1000円と考え、この値段で適切か考える。
必ず10倍して考える。
5 怪しい店では
クレジットカードを使わない。
買わないのがベストだが、買ったときは使わないほうがいい。
もしカードを店の奥に持っていって処理しようとしたら、
目の前でやれというべきだ。
インドではないが、どこかの国でカードを機械に二回通して、
二重取りする手口
をテレビでみたことがある。
一枚にあなたが署名を入れ、もう一つには後から彼らが真似て書くのだ。
もし目の前でするのがいやだといったら、買わないといえばいい。
6 腕をつかんでどこかに無理やり連れて行くとか、乱暴を働く可能性は非常に低いと思う。
彼らは力ずくではなくて、言葉巧みにだまそうとする。
7 知らない人が勧めるものは
すべていらないという
のがいい。自分で決めるという。
たとえば現地ガイドや怪しい店の店員、リキシャの運転手などである。
一流ホテルの人や現地の知り合いなら勧めに従うのがよい。
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