ウィンブルドン2002の観戦
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Henman VS Draper
地元選手なのでヘンマンが出てくると観衆は熱狂した。
「カモン、ティム」が何度も叫ばれる。
たまたま私の隣の子供二人はオーストラリア人(Draperはオーストラリア)のためか、「カモン、スコット」だった。
今年はたっぷりお土産を買った。
日頃カードを使わない私にしては、たぶん10年分ほどの回数を使ったのではないだろうか。
今年もタオルを買ったのだが、女子選手の使っている水色を基調にしたタオルにすればよかった。
今回の出張はトラブルらしいものはなかったが、最後にまとめて来た。
私の帰りの旅程は バーミンガム−アムステルダム−関空 とアムステルダムで乗り換えをするのだが、
アムステルダムでまず出発が遅れた。
KLM航空はよく遅れるなぁ。行きのアムステルダム−バーミンガムも遅れた。
さらに出発して1時間ほど飛んだとき、「エンジンに点検の必要な部分がありますので再度アムステルダムに
戻ります」ことになった。
さすがにこれは初体験だ。そういえば飛行機から降りて、待合室でうんざりした顔で待っている人たちを
見たことがあるが、あの人たちはこういう目にあっていたのね。
5時間遅れとなったが、こうなりゃなんでもいいから無事についてくれればいい。
でも家には連絡しておかないと心配する。
みんな電話機に殺到して連絡しているようだ。日本は現時刻では深夜1時ごろだろうか。
さて電話しようと思ったが、小銭がない。ポンドの小銭はあるが、アムステルダムではユーロの小銭が必要だ。
他の人が電話しているのを見ていると、カードでもできるようだ。
何度かチャレンジしたが、番号を四つほど押した段階で切れる。
操作が間違っているのだろうが、表示されるメッセージが英語ではないのでわからない。
そのうち、ボタンの一つを押すと、メッセージを英語に切り替えられることがわかった。
カードを入れてください。カードを抜いてください。カードを確認しています。フムフム英語ならわかる。
しかし番号を入れていくと、CARD REFUSEDと表示され、切れてしまう。何度もやったがだめだった。
こんなときクレジットカードが活躍してくれんとつらいのう。
そこでコーヒーを飲んで、釣り銭でユーロの小銭をゲットした。何度かチャレンジしてようやく家につながった。
何秒つながるのかわからなかったので、つながった瞬間「遅れる、遅れる」を連呼した。
結局20秒程度はつながってくれて、飛行機のトラブルで遅れることは伝えられた。
電話機の操作がわからなくて困っている人が何人かいた(私も)が、親切な関西の夫婦に助けられて連絡できた。
関西の人が多いと思ったら、関空に行くからなのね。関西の人は親切でいいなぁ。