開発じたばた日誌
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FileSum 32bit編
一大決心をしてVBと決別した私は、気分さっぱりでした。
これでもっと構造化されたすっきりしたソフトが作れる。
早速HT-LAUNCHERの32ビット版を作ろうかな。いやまてよ。ここで少しVC++に慣れておいたほうがいいぞ。
新しいものは必ずといっていいほどはまるのです。
練習にFileSumの32ビット版でも作ってみるかな。...とこんな動機でFileSumを作ったのです。
せいぜい48億人しかいないと思われるFileSumユーザーのみなさん。FileSumはこうして生まれてきたのです。ごねんなさいね。
VC++はウィザード(これは魔法使いという意味か?)ってのがあって、きまりきった部分を自動的に作ってくれる
ありがたい(迷惑な)機能があります。
あーら不思議。これを使ったらなにもできない、役立たずのウィンドウがちゃんと出てくるではないですか。
私はまだなにも作っていないのに、もうウィンドウがでるのです。
メニュー、アイコン、ステータスバーにツールバーまでついている。なんて素晴らしい開発環境でしょう!
こうして私はMFCという猛獣を使うべく、やはりはまっていくのです。
FileSum Doc-View編
MFCとはMicrosoft Foundation Class(だったかな)といって、C++で作る際に、プログラマが
楽をできるようにMSさんが提供してくれている、これまたやはりありがた迷惑なものです。
MFCはDocument-Viewという構造のアプリを推奨していて、自動的にDoc-View構造のソフトを例のウィザード
が勝手に作ってくれます。ところがこのDoc-Viewはワープロのような大規模アプリにはいいんでしょうが
(印刷まで勝手にやってくれる)、私のようなお便利ツール作りには無用の長物なのです。
当時の私は「Doc-Viewなんて使わなければいい」という選択肢があることに気づかず、Doc-Viewの
流儀で一生懸命やっていました。