開発じたばた日誌
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Dialog Check やっとできた編
ここまでのお勉強で下準備はできました。さあ、やってみよう。
他人のダイアログにフォントを変えたときのシミュレーションをするには
1.調査対象のダイアログとその中のコントロール類の位置、大きさをPIXEL単位で取得する
2.PIXEL単位からダイアログベース単位に変換する
3.シミュレーションしたいフォントのダイアログベース->PIXEL変換係数を取得する
4.変換係数をかけて、シミュレーションしたいフォント用のPIXEL単位系の数値を得る
5.PIXELから変換係数をかけてTWIPS系に直す
5.の変換はDialogCheckをVBで作っているために必要なのです。
あ、でもVBでもPIXELで指定できるプロパティがあったかもしれない。
実行したらそれなりにできました。でもちっとも面白くないのです。だってコントロール類が全部ただの四角形なんだもん。
つまり他人のダイアログのコントロールの位置、大きさがわかってもそれば「ボタン」なのか「リストボックス」なのか
わからないのです。
ここまできて挫折か!! ところが不思議なことになぜか私はこんなときラッキーにも問題を打破する所を偶然見つけるのです。
ウィンドウにはクラス名というのがあります。別に私は学級委員になりたかったわけではありませんよ。
ボタンには「BUTTON」、リストボックスには「LISTBOX」という裏の名前がついているのです。この裏の名前がわかればそのコントロール
がなんなのかわかります。幸いダイアログ上のほとんどのコントロールはこの方法で判別できます。
ちなみにプッシュボタン、ラジオボタン、チェックボックスは全部「BUTTON」です。この場合はさらにウィンドウのスタイルを調べて
どの種類に属しているのか判別します。
かなりプログラマ寄りの話になりましたね。こんな話を読んだらフツーの人は作者にはなりたくなくなるかもしれませんね。