開発じたばた日誌

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ちょっと見る編 2


 ちょっと見るの次の機能はWMF(メタファイル)です。これもVBなら1行で表示できることがわかっています (しかもビットマップと全く同じコマンドで)。 32ビット版のちょっと見るではできないWMFが16ビット版で表示できる理由がここにあります。
 32ビット版でもできるように奮闘しかけたんだけど、ファイルフォーマットの資料がなくて断念しています。
 さて、この時点では、ちょっと見るのいいところは全ディレクトリからくまなく調査する だけです。なにかもーちょっといいことができないもんだろうか?
 ここで思いついたのが、アイコンです。アイコンはEXE,DLLに含まれ、それこそドライブのあちこちに散らばっています。 これを一気に見られるようになれば、宝探しを簡単にできるのです。

 アイディアはよかったのですが、プログラミングテクが追いつきません。アイコンって、どーやって抽出するの? さあ、本屋に直行だ。
 綿密な立ち読み調査の結果「Visual BasicではじめるWindowsプログラミング2」(\3,200)を購入。ついにAPIを使う ということを覚えたのです。最初はおそるおそる、そのうちバシバシ使いまくりです。

 さあ、出た出た。アイコンがずらっと出たよ。かわいいじゃないですか。ボタンのアイコンを自由に設定できるソフトを 見たことがあるんだけど、あれってこういう風にやっていたんだ。

 ここで覚えたアイコン表示はこの後に開発するControl Capture、Styxなどで役に立っています。

 さて、このアプリはどんな名前にしよう?あんまりまじめなのもなんだから、ふざけた名前で「ちょっと見る」にすっかな。 てないい加減な理由で名前のきまりです。

ちょっと見る 公開編

 いよいよ公開だ。初体験の緊張。NIFTY-Serveにアップロードすればいいんだけど、このころはアップロードはおろか 会議室での発言もままならぬ状態です。

 アップの場所はいつもROMしているFGALAPのそれらしきライブラリに登録しよう。
 さあ、アップ開始だ。どきどき。転送完了。ちゃんと登録されたのかな。リスト表示してみよう。

 ない、ない、ない。どこにもない。確かに転送完了したのに。どうしてなんだ???
 お気づきのかたもいらっしゃると思いますが、アップしてもすぐには登録されません。SYSOPさんが ウィルスチェックや説明文の記入ミスなどチェックしてから登録されるのです。でもこのときはそんなことを知らないので 失意のうちにその日は終わりました。

 二日ほどするとSYSOPさんから登録したよメールがきていました。あった。ちょっと見るがあった。 しかもすでに数人がダウンロードしている。
 このころはこのDL数が増えていくのがうれしくて、毎日チェックし、エクセルで毎日のDL数を グラフにして喜んでいました。