「―――以上、これにて隊主会を閉会する」

護廷十三隊総隊長、日番谷冬獅郎の凛とした声が一番隊の隊舎内に響いた。

月に一度の定例の隊主会で、左右に並んでいた各隊長はその声に緊張を解き、ゆっくりとした動作でそれぞれ

に動き出した。

「一護、途中まで一緒しようぜ」

「おう。・・・あ、檜佐木さんもどうです?」

「あぁ。一緒させてもらう。調度お前達に話があったんだ」

五番隊の隊主羽織を纏った阿散井恋次に一護が応え、次いでに自分の斜め前に立っていた九番隊の隊主羽

織を着た檜佐木修兵を誘った。

一番隊舎を出た三人は、冬の晴天の朝独特の冷たい空気に一瞬身を震わせたものの、その寒さに挑戦するか

の様に力強い足取りで歩を進める。

「黒崎、お前がこっちに来てもうすぐ一年が経つが隊長業務には慣れたか?」

「お蔭様でなんとかやってますよ。十番隊は元々団結力が強いし、周りの皆が不慣れな俺のことを気に掛けてく

れるんで凄く助かってます」

「そうか。良かった」

一護の戦闘能力は評価しても、隊長としての重責に果たして耐えられるだろうかと案じていたらしい檜佐木は、

それをを聞いて安心したように目を細め、その隣を歩いている恋次も口角を上げる。



今からほぼ一年前、現世での寿命をまっとうした黒崎一護は、兼ねてからの約束に従って己を迎えに来た日番

谷に従い、尸魂界へとやって来た。そして自らの意思で死神としての新たな生を踏み出したのだった。



「ところで先輩、話があるって云ってましたけど、もしかして例の飲み会のことっスか?」

恋次の問いかけに檜佐木が頷く。

「あぁ。本当ならもう日時も場所も決まってて、各隊に通達が来ている時期なんだがそれが一向に音沙汰がなく

てな。もしやと思って確認したら、案の定まだ場所も押さえてないってほざきやがった」

「今年の幹事って何処でしたっけ?」

「十一番隊だよ」

「・・・・・そりゃあ無理だ。更木さんに飲み会の幹事なんて出来る訳ないでしょ」

「持ち回りなんだから仕方ないさ。だが確かにあの人には無理だ。一角の奴に期待してたんだがあいにくと虚討

伐に忙しかったらしい。・・・で、恋次、悪いんだが何処か場所を当たってみてくれないか? 俺がやれたら良か

ったんだが、あいにくと明日から現世任務が入ってしまってな、これからすぐにその準備に取り掛からなきゃな

んねぇんだ」

「了解っス。でも今からじゃ好い所を押さえられるかどうか、ちょっと自信が無いですね。日番谷総隊長の誕生日

は明後日でしょう?」

「ああ。でもなんとか頼む。皆、口では参加を面倒くさがってるが、内心じゃ楽しみにしてる奴も多い。・・・黒崎も

恋次と一緒に飲み会の場所を当たってみてくれ」

「あ、はい。・・・って、冬獅郎・・・じゃなくて日番谷総隊長の誕生日会を毎年開いてるんですか?」

「まぁ本当のところ、誕生会に託けた忘年会なんだがな。各隊の隊長格と数名の隊士――その年に特に功績が

あった者が隊長推薦で選ばれて参加出来るんだ」

「へぇ〜〜〜っ」

一般の平の隊員にしてみれば、もし招かれたら大変な名誉という事なのだろう。

「じゃあ一護、今晩何箇所か当たってみるから付き合ってくれ。乱菊さんにも良さげな店がないかどうか聞いてく

らたら助かる。あの人の飲み情報はバカに出来ねぇからな」

「判った。じゃ、また後でな」

「おう。・・・先輩も明後日の夜までは任務を終えて帰って来て下さいよ」

「当り前だって。まかせておけ」

一護と檜佐木は、五番隊の隊舎前で軽く手を振って恋次と分かれた。





「日番谷総隊長の誕生会? あぁ、もうそんな時期なんですね」

あの後、檜佐木とも分かれ、十番隊に帰還した一護は早速自分の副官である乱菊にくだんの話を振った。

「うん。それで乱菊さんが好い場所を知らないか聞いてくれって恋次が」

一護の言葉に乱菊がにんまりと笑う。

「任せて下さい。あたしのとっておきをお教えしますよ」

「本当に? 助かるよ」

自信満々な乱菊に一護が明るい表情を見せる。

「良かった。ちょっとホッとした。・・・ところでいくら名目だけとはいえ、冬獅郎の誕生日なら何か贈り物を用意し

た方が良いんじゃないかな?」

「それは気にしなくても良いですよ。この飲み会は各隊の隊長が自分の隊の隊員の飲み代を全て負担するんで

す。ぶっちゃけ隊長はかなりのお金を懐から出すことになるんですよ。勿論、あたしの飲み代もね」

茶目っ気たっぷりに片目を瞑る乱菊に、だが一護は首を横に振った。

「それは全然構わないんだ。俺は何時も乱菊さんに世話になってるんだし、命がけで頑張った奴にはたらふく飲

ませてやりたいと思う。正直なところ十番隊の全員を招待してやりたいくらいだ。・・・でもそれとは別に、もし、冬

獅郎が受け取ってくれるなら個人的にあいつに贈り物をしたいんだ。・・・・ダメかな?」

「・・・・・隊長」

一護が日番谷に恋情を抱いていることを乱菊は知っている。

そして一護と日番谷の両方に強い好意を持つ乱菊は一護を全面的に支持するつもりでもいた。

たとえそれが自分の幼馴染である市丸ギンを出し抜く行為に繋がろうともだ。

―――日番谷を幸せに出来るのは市丸ではなく、今、自分の目の前で、瞳に真摯な光を宿しているオレンジ色

の髪をした少年なのだと乱菊は思っていた。

だから―――。

「ダメなんかじゃありませんよ。あたしも総隊長が喜びそうな物を一緒に探してあげますよ」

「サンキュー! 乱菊さん」

さも嬉しそうな一護に、乱菊はにっこりと微笑んだのだった。





「う〜〜〜ん。人に物を送るのって案外難しいものだな」

「そうですね。因みにあたしの誕生日は長月の二十九日です」

「・・・・・」

「プレゼントはやはり美味しいお酒とかが良いですね」

「・・・・・・・憶えておくよ」

その日の業務が終わり、一護と乱菊、そして恋次は乱菊のお勧めの店へと出掛け、無事、日番谷の誕生日で

ある師走の二十日に予約を取り付けることが出来た。その店が気に入り、又、肩の荷が降りた恋次はその店で

一杯飲んで行くというので、一護と乱菊はその場で恋次と分かれ、朝、話し合っていた通り、日番谷への贈り物

を探して瀞霊廷の中を歩き回っていた。

「冬獅郎は何を貰ったら嬉しいのかな?」

「総隊長は物欲の無い人ですから難しいんですよね。面白い本とかなら喜んでくれそうですけど」

「俺、あいつがどんなものを読むのか知らないんだ」

「意外に濫読派ですよ。でもあたしとしては、どうせなら隊長のアピールが届く、色気のある物にしたいんですよ

ねぇ」

茶化しながらも乱菊なりに自分の気持ちを汲んでくれていることに一護の顔が赤らむ。

そんな二人は大きな店構えの小間物屋の前に差し掛かり、一護がふと足を止める。

「なぁ乱菊さん、冬獅郎はいつもあの長い髪に綺麗な簪とかを差してるよな」

「え、ええ・・・」

「だったら俺、あいつに簪を送るよ! 乱菊さん、あいつに似合うのを選んでくれよ」

良いことを思いついたと破願する一護に、だが乱菊の返事は冴えない。

「・・・・・でも隊長、あたし装飾品はあんまり自信ないんですけど・・・」

意外にも言葉を濁す乱菊に、それならと一護は店に入り、近くにいた店員に声を掛けた。

「すみません。簪を一つ選んで欲しいんだけど」

一護に声を掛けられた店員は、白い隊主羽織と、帯に副官章を付けた二人連れを見て、慌てて店主を呼びに奥

へと走ったのだった。



「そうなんだ。白銀の絹みたいな髪なんだ」

「それでしたらどのようなお色を合わせられも映えると存じます。眼のお色は?」

「綺麗な翠色。でも冷たい感じじゃなくて、陶器のような温かみのある翡翠みたいな眼だ」

「それはそれは。さぞかしお美しい方でいらっしゃいるのでしょね」

「ああ。瀞霊廷一、綺麗だと俺は思ってる」

店主の愛想に臆面もなく応える一護に、乱菊は内心のジレンマに溜息を付く。

日番谷は腰まで伸びた長い白銀の髪を、常に頭の高い位置で飾り紐で一つに結い上げ、そこに趣味の良い簪

や笄を差している。

だから女性の観点で云えば、日番谷への贈り物として、まず髪に飾る装飾品が思い浮かぶ筈だった。

しかし、乱菊は意識的に敢てそこから目を離していた。それは何故かと云えば・・・。

(あ〜〜〜っ、もう、困ったなぁ。・・・総隊長が髪に飾っている簪はみんなギンが選んで贈った物だなんて、あた

しの口からは云えないわ)

客が護廷隊の隊長。それも気合の入った贈り物ときては、店側とすればこの上も無い上客である。

店主は熱心にあれやこれやと値の張る物ばかりを一護に勧めている。

(―――高いからって必ずしも良い物とは限らないわ。総隊長は物に頓着しない人だけどギンのお蔭で眼だけ

は肥えているのよね)

乱菊は美しい眉を顰めて独りごち、どうしたものかとウロウロと店内を歩き回った。そんな彼女の眼に天啓のよう

にガラスのケースが写ったのだった。



「隊長、こっち、こっちに来て下さい!」

手を振りながらぴょんぴょんと飛び跳ねている乱菊に、何事かと一護が近付く。

「どうしたんだ、乱菊さん」

「隊長。あたし、凄く良い物を見つけたんです! 総隊長の贈り物にぴったりな物!」

「え!?」

乱菊に指し示されたガラスのケースを覗き込んだ一護の瞳に、二十本程の色とりどりの美しい簪や笄が写った。

「これがどうかしたのか?」

確かに綺麗な細工を施してあるものの、特別高そうな宝石には見えないことに不審を抱いて問い掛ける一護に

乱菊は得意そうに笑う。

「隊長は琥珀を知らないんですか?」

「琥珀? 名前くらいは知ってるぜ。ウイスキーみたいな色をした樹木の樹脂の化石だろ?」

「ええ。でもこれくらい見事に象嵌されていたら立派な装飾品ですよ」

「えっ! これ、琥珀なのか? でも、色が・・・」

一護が云ったように琥珀の一般的な色合いは深い黄褐色が主であるが、ケースの中に収められている物は無

色透明から白、黄、赤、緑、黒、とバラエティーに富んでいた。

「琥珀というのは二百以上の色があるんですよ。ほら、この透明感のある碧の物なんて綺麗じゃないですか?

きっと総隊長に似合いますよ」

「う〜〜〜ん。そうだなぁ・・・」

確かに綺麗だが、琥珀は一部の愛好家を除き、さほど珍重もされず値段も安価な物が多い。それゆえ店主も一

護に琥珀を勧めようなどとは思いもしなかったが、乱菊は自分の目論みの為に今いち乗り気ではない一護にプ

ッシュを掛けた。

「それに琥珀は物によっては水に浮いちゃうくらい凄く軽い宝石だから、総隊長が髪に飾っても煩わしを感じず

に済んで重宝ですよ」

「へぇ〜〜〜っ。それは良いかもしれないな」

興味を示し始めた一護を、ここぞとばかり乱菊は畳み込んだ。

「おまけにここに書かれているお勧め書きによると、琥珀には精神を安定させるヒーリング効果がある他に、悪

寒を抑えたり、胃の痛みを取ったり、肝臓や腎臓の働きを活発にしてくれる作用があるそうですよ」

ガラスケースの上に立てかけられているお勧め書きを白い指先で指し示す乱菊に、一護も身を乗り出す。

「凄いな。良い事づくめじゃないか」

一護の感心した声に乱菊は更に詰め寄った。

「しかも琥珀をプレゼントするってことは「幸福を贈る」って意味があるんですって。おまけに「愛を叶える宝石」っ

て呼ばれてて、積年の愛が花開くって言われてるそうですよ」

「―――! 決めた! これにするよ!」

決意も固く宣言した一護に、乱菊はにっこりと花の様に笑い、片手を上げて、自分達から少し離れて成り行きを

見ていた店主を呼んだ。

「この碧の琥珀の笄を頂くわ! 綺麗に包んでね」

乱菊の言葉に店主は一瞬残念そうな表情を見せたが、これからのことを考え、すぐに愛想を浮かべて「かしこま

りました」と恭しく返事をした。

「ところで乱菊さんはどれが良いんだ?」 

「え? あたしですか?」

「うん。今日付き合って貰ったお礼に乱菊さんにも一つプレゼントするよ。どれでも好きなのを選んでくれ」

「うわぁ〜〜〜っ! ありがとうございます。・・・じゃあ遠慮なくあたしも琥珀を一つ頂きます。・・・・・そうですね、

この花の形をした赤い簪を買って下さいな」

「ああ。いいとも」

嬉々とした乱菊に明るく一護が頷く。

一護の気遣いに、嬉しさのあまり瞳を煌かせた乱菊は、やはり日番谷にお似合いなのはこの優しい自隊の隊長

なのだという気合を強めたのだった。





それから二日後、乱菊お勧めの店を借り切って、日番谷の誕生会の名を借りた護廷隊恒例の忘年会が開かれ

た。

集まった七、八十名の者達は無礼講の名の元に日頃のウサを晴らし、大盛り上がりの様相を呈していた。

主賓である日番谷は各隊長達から、祝いの言葉と一杯の酒を受け取り、自身も返杯するや、暫らくして静かに

席を立った。

「あ、大変。日番谷総隊長ったらもう帰っちゃうんだわ。隊長、早く後を追って下さい」

「お、おう!」

乱菊に急かされて一護も慌てて立ち上がり、日番谷の後を追う。



「冬獅郎。・・・待ってくれ、冬獅郎」

「黒崎か、どうした?」

店の騒動が聞こえない場所まで歩を進めていた日番谷に、慌てて追いついた一護が背後から声を掛ける。

「お前、もう帰っちまうのか?」

「あぁ。元々ドンチャン騒ぎが目的の飲み会だ。総隊長である俺がいない方がハメを外せていいだろう。まぁ、バ

カ騒ぎが苦手な朽木あたりもそろそろ暇乞いをしてるんじゃねぇかな」

「そうか。もし迷惑じゃないんならお前の屋敷まで送らせてくれ」

「・・・迷惑なんかじゃねぇが、折角騒げる機会を振ってしまってもいいのか?」

「うん。それより少しでもお前といたい。いいか?」

「・・・・・奇特な奴だな」

ふっと笑って再び歩き出した日番谷の横に、嬉しそうに顔を綻ばせた一護が並び、星の瞬く冬の夜空の下を二

人は軽い足取りで歩を進める。

時折、思いついたように雑談を振る自分に見せる日番谷の微笑に、冷たい冬の風が全く気にならないほど一護

の心は躍っていた。

飲み屋が軒を連ねている一帯を歩いている為、あちこちの店から零れ出ている淡い行燈に照らされた日番谷

の横顔に眼が離せない。

(―――あぁ。・・・なんて綺麗なんだろう)

つくづく一護はそう思う。

今の日番谷の外見は十五、六歳の少年といったところか。

長い白銀の髪を頭の後ろで結い上げて紅い飾り紐で一つに括り、大振袖の死覇装を纏っている。勿論そんな

物を着ているのは三千人もいる死神の中で、頂点に立っている日番谷だけである。

一護も日番谷と同じ年位な見かけではあるが、自分だったら到底そんな死覇装は着こなせないと思う。

だが、日番谷にはそれが驚く程似合っていて、いつもうっとりと見てしまうのだ。



一護が日番谷を独占出来た楽しい時間はあっと云う間に過ぎ、日番谷の住む屋敷が近付いて来た。

意を決した一護は懐から綺麗な和紙で包装された包みを取り出し、日番谷に向き直った。

「冬獅郎。これ、俺からの誕生日プレゼントだ。受け取ってくれ!」

「・・・黒崎」

一護が差し出した小さな包みに、日番谷は一瞬戸惑いを見せたが、すぐに誰をも魅了する微笑を浮べた。

「ありがとう。お前の気持ちはとても嬉しい。・・・だがもしこの包みの中身が装身具、特に髪に飾るものなら俺は

受け取る訳にはいかないんだ」

一護は日番谷のその言葉に絶句した。が、ややあって乱菊の忠告を思い出した。

『総隊長はプレゼントの中身が笄だと知れば受け取りを拒むかもしれません。もしそうだったらこう云って下さい』

「・・・大丈夫だ、冬獅郎。・・・・・これは『お香』なんだ」

「―――香か。・・・それなら」

「うん。凄く善い匂いがするんだそうだ」

「そうか。有り難く頂くぜ」

「あぁ」

ほっとしたように一護から包みを受け取り笑顔を見せる日番谷に、少し寂しそうにしながらも一護が微笑む。

「この礼に、俺もお前の誕生日に何か送らせて貰う。お前の誕生日はいつなんだ?」

「・・・・・今月の二十九だ」

「―――そうか。そうだったな」

昨年の師走の二十九日、一護は日番谷に導かれてこの尸魂界にやって来た。そして死神として『転生』を果た

したのだ。即ち、尸魂界における黒崎一護の生誕は十二月二十九日なのだ。

一護の死神としての覚悟を感じ取り、日番谷は優しく問い掛けた。

「何か欲しいものがあれば遠慮なく云ってくれ」

「うん。―――俺、お前とデート出来たら凄ぇ幸せなんだけどな」

「・・・そんなものでいいのか?」

呆れたように云う日番谷に一護が想いの篭った眼差しで頷く。

「お前が忙しい身だってのは重々承知してる。だから無理は云わねぇ。でも出来たら二人だけで何処かへ出掛

けてメシでも喰いたいと思う。ダメか?」

「約束は出来ないが善処する。今はそれしか云えねぇな」

「充分だ。冬獅郎!」

一護は嬉しそうに破願し、日番谷も微笑んだ。

やがて二人は日番谷の屋敷の門前に辿り着いた。

「中に入って茶でも飲んで行け」

「いや、折角だけど俺は飲み会に戻るよ。・・・今回初めて参加してる隊員が四人いて、そいつらのことが気にな

るから」

「そうか。確かに酒の入った松本はアテにならんからな」

一護が隊長としての責任感が強いことも日番谷には好もしい。

「じゃあな、冬獅郎」

「あぁ。気をつけて帰れよ。黒崎」

二人は互いに片手を上げてあいさつを交わし、降る様な星空の下で別れたのだった。



                                                          続く


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お断り

この話はコピー誌『遠い約束』の続編です。
『金恋歌』の最終章の話でもあり、藍染達の反乱から六十年後が舞台となっており、
日番谷は護廷隊の総隊長で、一護が十番隊の隊長を勤めています。

琥 珀