2006年 (平成18年) 8月25日   北日本新聞 読者の広場
室井滋さんに感謝しエール

 
  愛読している週刊誌を手にして、最初に読むのが室井滋さんの「すっぴん魂」です。

  身近な出来事や社会のいろいろなことを通して、なるほどと考えさせられることが多くあります。文書巧みに十年間に渡り連載されています。よく登場するのが、田舎が富山で始まる富山・滑川のことです。

 
  数年前、所用で東京へ出向いた際、熊本の仲間から海洋深層水を次回に持ってきてほしいと頼まれました。聞けば、「すっぴん魂」を呼んで関心を持ったとのこと。それからは会合ごとに、袋に入れた重い深層水を持って皆に配っています。この室井さんのコーナーが全国のいろいろな人に読まれ、反響の大きさに驚きました。


  十年前に室井さんから仕事をさせてもらう機会があり、直接お会いしたり電話をいただいたりしました。周りにいる人と変わらない素顔で、飾らない人柄にみせられ、ますますファンになりました。

 
  生まれ育った郷土を思い、テレビや映画そして文筆活動を通じで、自然体で富山を全国に発信している室井さん。彼女の果たしたいる役割の大きさをあらためて感じました。そんな室井さんに感謝をし、今後さらに全国を舞台に大きく羽ばたかれるよう、友人やファンの皆さんとともにエールを送りたいと思います。