これまでの大勇へ 
舟橋たかゆき後援会機関誌
 
 大 勇       16号        平成14年6月25日
 

是非を判断するために、正確な情報提供を 
   法定合併協議会設置を! 

 
 

回の合併論議の根本は、地方分権と役場の能力、高齢化の進行に伴う医療や福祉などの行政ニーズの拡大、国・地方通じた厳しい財政状況などにあります。

 これに対して、合併(自治体規模の拡大)論議に入る前に、「合併のみに安易に頼らなくても、行政改革など、努力すればやっていけると思う。」と、反対される方も多い。

 しかし、地方交付税(国からの財政支援)の減額(小さければ小さいほどその割合は大きい)分、つまり減収分に見合うだけを、行革によるコスト削減、あるいは、産業の振興による税収増でまかなうことができるのか。または、このまま単独で行くと削減しなければならなくなる行政(福祉)サービスは何か。具体的な数字等をあげる人は少ない。根拠を明らかにしなければ、不安は募るばかりです。

 『メリット・デメリットは何か?』とよく聞かれます。はっきりと言えるのは、国が提供してきた食材(法律・条件)は揃った。これで、何が作れるのか、その料理を見てからでも判断するのは遅くない。少なくとも、まずいに決まっていると言って、店の暖簾(のれん)の前で、突っ立ったままでいいのか。

 合併によって(または合併しない場合は)、将来、行政サービスや住民の負担はどうなるのか、新しいまちづくりとしてどのようなことが可能なのか等、生活に密着した情報が提供されなければ、住民は判断のしようがありません

 そのための『法定合併協議会』です。

 

 


 

行政サービスを比較してみる

      〈平成12年4月現在〉

 富山地域合併に関する研究会の報告書から

 

富山地区広域圏では、平成13年7月に担当部課長を委員とする『富山地域合併に関する研究会』を設立し、本年3月に調査研究報告書がまとめられました。

 今回は、巻末に資料としてまとめてあった「行政サービスの一覧」から一部抜粋し、私なりに注釈をつけてみました。

 今後、高齢化が進行するにもかかわらず、財政力の弱い小規模市町村にとって、命綱である地方交付税(国からの助成金)がますます減額され、「サービスを減らすか、合併するか」〔富山テレビ放送(5/23)〕というように、市町村によって、福祉などの行政サービスの格差がこれまで以上に付くことが予想されます。

 

 

  富山市 立山町
  単位   単位  
市町村民税      
個人市民税均等 2,500  5万人以上は2500 2,000
所得割 標準   標準  
固定資産税 1.40%   1.55% 現在は1.50%
都市計画税 0.30% 都市計画事業等にあてるた    
  めに市街化区域内課税    
事業所税 標準 人口30万人以上 なし  
       
公共下水道料 920  10dまで 基本料 1,300  10dまで
水道料 820  口径13o 基本  1,352  口径10o 家庭用
介護保険料 2,982  保険基準額 3,107 号被保険者基準額
       
補助金      
合併浄化槽 375,000 人槽設置費  厚労省予算 なし  
       
高齢者福祉      
敬老福祉金 15,000  77以上 3,000 80歳以上たきり、痴呆認定
  20,000     88歳以上 5,000 88歳以上
  25,000     99歳以上    
  30,000    100歳以上    
介護手当 10,000 5,000
老人医療費助成 一部あり 身障手帳療育手帳 なし  
  3カ月以上ねたきり    
       
保育所 比較不能 所得水準によって、保育料わるので比較できない
ファミリーサポート事業   なし  
福祉事務所設置 設置 なし 県中部社会福祉事務所対応
       
設置 社会福祉課長寿福祉課   健康福祉課
    こども福祉課障害福祉課    
    介護保険課保険年金課    

 

 

 


本会議(定例議会) 1年に4回開かれる

 14年3月6日〜20日

 2期目、初の一般質問は、新町長が選挙前後、後援会パンフや新聞等で語っておられた点を中心に質しました。町議会広報にも掲載しましたので、項目のみ記載します。(答弁は町HPの会議録検索システムで)

  3月定例会

Q職員に担当入りの名札を(平成11年9月でも同様の要望をした)

 

Q出生祝い金制度が、町長の言う「働きながら子育てできる環境づくり」にどれだけの効果を見込んでいるか。

 

Q全町公園化構想の遂行(観光)でどれだけの効果が期待できると見込んでいるか。

 

Q「立山連峰を抱える上市町から大山町までの『山岳合併』を第1次として、将来は富山市との2段階合併」と発言されているが。

 

Q児童館の整備予定は。

 

 

 

6月定例会

 

 会期 6月6日〜18日

 

 一般質問

合併問題については、会派の会長が質問されましたが、私は、財政と課題を中心に、以下の3点について質問しました。

 

@河川改修

舟橋「今年度からの事業費補正の見直しが、県の河川事業にどう影響を与えるか?」 
建設課長「河川事業の国全体の事業費ペースは、対前年比0.88倍。 八幡川については、平成14年度から広域基幹河川改修事業に格上げされて、新規採択になったので、15年度以降は、今まで以上の進捗が図られると考える。」

    

 事業費補正とは

 これまでの公共事業は、地方がするローンの返済の一部を国が肩代わりしてくれるやり方と、補助金の組み合わせによって行われてきた。

 例えば、下水道整備事業の実質町負担額は、総事業費20%程度。

 

「3月にまとめられた立山町浸水対策にある雨水管渠整備事業実施に向けて所管はどこになり、今年度の作業日程は?」

助役「中新川広域行政事務組合が事業主体であり、役場の窓口は上下水道課となる。雨水管渠整備は、下水道の認可計画の変更に合わせ、見直しの作業が必要。また、雨水放流先の整備がある程度進んだ段階で、検討していく。」

 

 

A福祉政策

「社会福祉法により、来年度から市町村地域福祉計画の策定が求められているが」

健康福祉課長「国は14年度は策定のための助走期間。15年度に策定の本格年としている。」

 

「支援費制度の来年度実施を控えて、町としての対応は?」

「15年から、障害者福祉サービスの支援費制度への移行と知的障害者等福祉事務が市町村に委譲される。今年度、支援費制度については、事業者や施設の指定や支給申請受付開始及び支給決定開始事務等がある。」

 

 

B下水道

「汚水処理施設完備の年度と平成15年度以降からの建設事業費の総額はどれくらいと見込んでいるか?」

 

上下水道課長「町の下水道整備計画は、〔公共下水道〕〔特定環境保全公共下水道〕〔農業集落排水事業〕からなる。〔公共〕は20年度末。〔特環〕は27年度末。〔農集〕は22年度末であるため、整備計画完了は平成27年度末になる。3事業の総事業費は約176億円を見込んでいる。」

 

      これから整備が進む(お金がかかる)下水道事業

富山地区広域圏市町村比較 12年度末
市町村名 一人当たりの借金(千円) 汚水処理施設の整備率(%)
富山市 1,031 81
滑川市 855 55
大沢野町 740 89
大山町 1,076 95
舟橋村 1,284 92
上市町 741 57
立山町 493 36
八尾町 1,241 27
婦中町 758 47
山田村 3,273 100
細入村 2,020 17
平均 958 63

 

 

 

 

 

 質問のねらい  

 

自治体の規模が大きくなると「きめ細やかな行政サービスができない」と合併のデメリットだと言う向きもある。立山町の健康福祉課長が担っている業務は、富山市では、右ページの表のとおり、6つの課で分けている。

 福祉をはじめとして国の行政サービスが多様化している中、仕事は町にどんどん任されてくる。職員はいくつもの法令を理解し、住民に正しく説明しなければならない使命を負っている。

 

 


町議会議員 舟橋たかゆきの台所事情

先日、小学生になったばかりの娘から、「パパはなんで町議会議員になったの?」と聞かれ、ぎょっとしました。その場は、「よその子のお父さんが会社に行くのと同じで、パパのお仕事が議員なんだよ。」と答えました。

 そうは言いながらも、政治と金にまつわるスキャンダルは後を絶ちません。そこで、左記のとおり、給与明細書を添付しました。もちろんこれだけの収入ではやっていけませんので、私は富山市内で事務のアルバイトをしております。その賃金と個人の方の寄付をもって、政治活動に充てております。主な支出は、左記のとおりです。

 

  後日掲載します。表は難しい

 

費用弁償とは

本会議や委員会に出席した場合に支払われる。   日額 2200円

 

 

 

 

 

あとがき

先月、生体肝移植手術を受けられた河野洋平代議士のお見舞いに信州大学付属病院に行った。病室にはいると、ここ1,2年見たことがないほど明るい笑顔だった。息子の太郎さんが身体を心配して、政界からの引退を勧めていたと報道されていたが、医者も驚くほどの回復ぶりだ。

外務省問題もあるが、いわゆる田中的なるムネオとは違う政治家。今秋には声を上げられると思う。

洋平代議士は30歳で初当選。田中金脈問題に端を発した政治不信。もう一つの保守政党をと、「愚直」にも全盛期だった自民党を離党し、5人の同志とともに新自由クラブを立ち上げたのが39歳。自分も37歳になった。後悔しないよう、頑張りたい。