2003年にリリースしたエア(車谷浩司)の最高傑作アルバム『ワン』と、そのツアーの最終日を横浜アリーナを選び、7年間に及ぶ活動に一区切りを打った。
彼の前のキャリア、スパイラル・ライフ(以下SL)の解散場所を横浜アリーナに選んだこともあり、もう引退するのではないかとか、SLの元相方、石田ショーキチ率いるスクーデリア・エレクトロも同時期に(偶然にも)活動休止したこともあり、SLが再結成するのではないかと様々な憶測を呼んだりもした。
実際は、約1年にも及ぶ活動休止(休暇、なんとオーストラリアへの留学!)であった。昨年末にはツアーを行い、今年に入ってからは弾き語りツアー、そして作曲期間に入っていたのではないかと思われる。
移り変わりの激しい邦楽の世界で、忘れられてもおかしくない約2年振りの新曲「sunset」の出来はというと、もうエアの一部に違いない、佐野康夫のフリージャズっぽいドラミングにより曲は始まるが、渡辺等のベース、チェロ、ブーズキ、マンドリンにしてもそうだけど、もう彼らの音があってこそのエアって感じ。よりバンドらしくなったよなあ。車谷も繊細な指裁きのギターも冴え渡ってるし。カップリングの「さよならルララ」もメロディを大事にしたのが分かる楽曲だ。
秋に10箇所ばかしの全国ツアーに出る。
<お薦め度>★★★彼の前のキャリア、スパイラル・ライフ(以下SL)の解散場所を横浜アリーナに選んだこともあり、もう引退するのではないかとか、SLの元相方、石田ショーキチ率いるスクーデリア・エレクトロも同時期に(偶然にも)活動休止したこともあり、SLが再結成するのではないかと様々な憶測を呼んだりもした。
実際は、約1年にも及ぶ活動休止(休暇、なんとオーストラリアへの留学!)であった。昨年末にはツアーを行い、今年に入ってからは弾き語りツアー、そして作曲期間に入っていたのではないかと思われる。
移り変わりの激しい邦楽の世界で、忘れられてもおかしくない約2年振りの新曲「sunset」の出来はというと、もうエアの一部に違いない、佐野康夫のフリージャズっぽいドラミングにより曲は始まるが、渡辺等のベース、チェロ、ブーズキ、マンドリンにしてもそうだけど、もう彼らの音があってこそのエアって感じ。よりバンドらしくなったよなあ。車谷も繊細な指裁きのギターも冴え渡ってるし。カップリングの「さよならルララ」もメロディを大事にしたのが分かる楽曲だ。
秋に10箇所ばかしの全国ツアーに出る。
2005/8/24