MELTDOWN / ASH 2004.5リリース Sony Music Japan International
MELTDOWN CD1
01. MELTDOWN
02. ORPHEUS
03. EVIL EYE
04. CLONES
05. STARCROSSED
06. OUT OF THE BLUE
07. RENEGADE CAVALCADE
08. DETONATOR
09. ON A WAVE
10. WON'T BE SAVED
11. VAMPIRE LOVE
BONUS TRACKS
12. TINSELTOWN
13. EVERYBODY'S NOWADAYS
Produced by Nick Raskulinecz
Co-produced by ASH
MELTDOWN LIVE CD2
01. GIRL FROM MARS #
02. MELTDOWN
02. ORPHEUS
04. A LIFE LESS ORDINARY
05. EVIL EYE
06. CLONES
07. WALKING BAREFOOT
08. STARCROSSED
09. OUT OF THE BLUE
10. RENEGADE CAVALCADE
11. DETONATOR
12. ON A WAVE
13. WON'T BE SAVED
14. VAMPIRE LOVE
15. DARKIDE LIGHTSIDE
16. PROJECTS #
17. BURN BABY BURN
#JAPAN ONLY BONUS TRACK
Produced by Tim Wheeler
official site
アッシュは、アイルランド出身のバンド。ワイルドハーツ、テラーヴィジョン、セラピー?と言ったブリットロック(こういう呼び名があったの覚えてます?)勢が、チャートを賑わしたのも一段落した1996年にいきなりチャートの1位を獲得したフル1stアルバム『1977』(全英1位)でデビュー。ヴォーカル、ギター、ソングライターのティム・ウェーラーがリリース当時、弱冠19歳であったことも話題となり英国では大ブレイク。
女性美形ギタリスト、シャーロット・ハザレイが加入した2枚目のアルバム、『ニュー・クリア・サウンズ』(全英7位)をリリースされたのは1998年。ブレイク・ビーツも大胆に取り入れ、マスコミ、ファンの間で賛否両論に。個人的にも、やりたいことは分るがまだまだ才能に、技がついていかない感じ。財政的にも非常に苦しく、解散の危機もでもあったとか。
そして、起死回生の大傑作、3枚目のアルバム『フリー・オール・エンジェルス』(全英1位)がリリースされたのは2001年。英国でもミリオンセラーを超える大ヒットに。
サウンド的には、前作ほどではないがスパイス程度に打ち込みも多少は取り入れるが、基本的にはメロディを大事にしたギターポップ。まじで、捨て曲無し。詳しいことは次回の機会に譲るが、アッシュならとにかくこれをまず聴け!って感じ。(という自分もこのアルバムを初めてこのアルバムを聴いたのはここ2〜3ヶ月内だが。)
このアルバムの成功をきっかけに、本格的に米国進出を目指し、コールドプレイのサポート等でツアーに明け暮れる日々。
シングルばかりを集めたバンド活動10周年記念のベスト盤『インター・ギャラクティック "7S』を挟んで、今作がリリースされた。(ようやく・・・今作の話だ)
ティムは今作をヘヴィにすることは当初より決めていて、プロデューサーは、ニック・ラスクリネクス。彼は、フー・ファイターズの名盤『ワン・バイワン』を手掛けたことで有名。、推薦したのは何とデイヴ・グロール!!!聴いてみて納得な骨太な音なだ。伊達に米国を半年以上もかけてサーキットしてきたわけだ。確かにニルヴァーナ、アイアン・メイデン、メタリカに影響を受けてきたという彼らのルーツに戻っていると思う。これでもかというくらいにリフの嵐。以前よりも、コーラスが増してメロを強調させているところが良いアクセントになっている。
弱冠、音にこだわったこともあって、宣伝文句である「アッシュ節炸裂泣きのキラーメロ」は前作よりも質が落ちるかもしれないが、彼らが選んだ新たな道への代償と言えるのかも知れない。
フジ・ロック・フェスティバル'04 3日目で来日。今から非常に楽しみだ。
<お薦め度>★★★★☆
2004/6/7