現在、活動休止中(事実上の解散?)のスーパー・バター・ドッグ(以下、SBD)が、2001年にリリースし、10万枚のセールスを挙げた名曲「サヨナラCOLOR」を基に映画が作られた。この映画は、竹中直人がメガホンを取り、現在ミニシアターを中心に徐々に全国に公開されている。
当然、映画なのでサウンドトラックなるものが存在するわけだが、参加ミュージシャンは実に豪華だ。勿論、「サヨナラCOLOR」の作者で現在ハナレグミとしてソロ活動を行っている永積タカシに、この楽曲を当時手掛けたプロデューサーの高野寛率いるナタリー・ワイズ、そしてこの二組と交流を持つバンド、クラムボン。現在の日本のミュージック・シーンでは間違いなく、オルタナティブな存在でジャンルレス的なアーティストが集まったのが面白い。
三組名義なので、楽曲によって参加するミュージシャンがランダムだし超豪華!アルバムは非常にセッション色が強く、映画に使われない曲もこのアルバムには収録されている。何たって3人(永積、高野、原田郁子)もヴォーカルがいるので曲の表情も違うし、素晴らしいソングライターが何人もいるので、プレゼンテーションを行いながら収録曲を決めていったらしい。これは、もうバンドだなと思った。サウンドプロデュースは勿論、日本のトッド・ラングレンこと高野寛が担当。
それにしても非常に、はっぴいえんど的な名曲「サヨナラCOLOR」をきっかけに、SBDを休止してまでハナレグミを行う動機になったのではないのだろうか。と前から思っていたが、リリースから4年も経つがこの楽曲のパワーってザ・ブームの「島唄」ほど、ジワジワとマスの心に届き後世に語り継がれていく、スタンダードになっていくのではないかと思わずにはいられない。
そして、アルバムには永積の先輩であり日本のソウル・シンガー忌野清志郎をフューチャーした「サヨナラCOLOR」も彼らしい存在感が出ていて非常に味わい深いものに仕上がっている。
映画の公開に先駆け、この3組によるライブも東京、大阪で8月初旬に行われた。
<お薦め度>★★★★当然、映画なのでサウンドトラックなるものが存在するわけだが、参加ミュージシャンは実に豪華だ。勿論、「サヨナラCOLOR」の作者で現在ハナレグミとしてソロ活動を行っている永積タカシに、この楽曲を当時手掛けたプロデューサーの高野寛率いるナタリー・ワイズ、そしてこの二組と交流を持つバンド、クラムボン。現在の日本のミュージック・シーンでは間違いなく、オルタナティブな存在でジャンルレス的なアーティストが集まったのが面白い。
三組名義なので、楽曲によって参加するミュージシャンがランダムだし超豪華!アルバムは非常にセッション色が強く、映画に使われない曲もこのアルバムには収録されている。何たって3人(永積、高野、原田郁子)もヴォーカルがいるので曲の表情も違うし、素晴らしいソングライターが何人もいるので、プレゼンテーションを行いながら収録曲を決めていったらしい。これは、もうバンドだなと思った。サウンドプロデュースは勿論、日本のトッド・ラングレンこと高野寛が担当。
それにしても非常に、はっぴいえんど的な名曲「サヨナラCOLOR」をきっかけに、SBDを休止してまでハナレグミを行う動機になったのではないのだろうか。と前から思っていたが、リリースから4年も経つがこの楽曲のパワーってザ・ブームの「島唄」ほど、ジワジワとマスの心に届き後世に語り継がれていく、スタンダードになっていくのではないかと思わずにはいられない。
そして、アルバムには永積の先輩であり日本のソウル・シンガー忌野清志郎をフューチャーした「サヨナラCOLOR」も彼らしい存在感が出ていて非常に味わい深いものに仕上がっている。
映画の公開に先駆け、この3組によるライブも東京、大阪で8月初旬に行われた。
2005/9/3