会のあゆみ


〜「堀千明さんのイラスト展の鑑賞」と「けん玉教室」とのコラボ〜


 
 日 時 : 2017年7月15日(土) 14時〜15時30分
 会 場 : 富山市の「喫茶ことno葉」 
 内 容 : 「けん玉の正しい構え方」、「基本技の練習」、「スゴ技の披露」など
 報 告 :
 「けんちゃんのけん玉教室ー堀千明さんのイラスト展とのコラボー」を無事に終えることができました。 きっ茶とぎゃらりー「ことno葉」の常連客の方々や親子連れ、学校の先生方、「場面緘黙を考える会 富山」の仲間など20名近くの方々がご参加くださいました。 参加された皆さんが、けん玉の基本技である「大皿」にチャレンジされ、どんどん上手になられました。「あっ、できた!」「わあ、すごい!」などの歓声が上がり、とても賑やかで楽しい素敵な「けん玉教室」になりました。今回の企画のきっかけを作ってくださった「場面緘黙 を考える会 富山」の仲間の金子さん、堀さん、そして会場を快く提供してくださった「ことno葉」のママさんの浅岡さんへの感謝の気持ちをいつまでも忘れないようにしたいと思います。今後もいろいろな機会をいただき、経験を積み重ねていけたらと思います。

  どうか、これからも温かいご支援をよろしくお願いいたします。

   「場面緘黙を考える会 富山」 副代表

6月に「おしゃべり会」を開催しました


 
 日 時 : 2017年6月24日(土)  13時〜16時
 会 場 : 富山市のフリースペースHOPE     
 参加者 : 参加者11人(HOPEの代表さん、当事者5人、保護者4人、支援者1人)でその内、初めて参加してくださった保護者の方もおられました。フリートークで、少しずつ馴染んだ雰囲気になりました。
 HOPE の代表さんの存在も大きいものになりました。これからも宜しくお願い致します。

 
 

5月に「おしゃべり会」を開催しました


 
 日 時 : 2017年5月13日(土)  19時〜
 会 場 : COCO`S 黒瀬店 
      
 参加者 : 当事者やその家族、支援者など10名
 内 容 : 場面緘黙に関する悩みや近況を参加者で共有しました。

3月に「ランチ会」を開催しました


 
 日 時 : 2017年3月11日(土) 12時30分〜15時
 会 場 : みやの森カフェ
      
 参加者 : 当事者やその家族、支援者など
 内 容 : 場面緘黙に関する悩みや近況を参加者で共有しました。
 
 

◆◇◆第73回コラボ「秋桜月の会」 (場面緘黙を考える会富山とかんもくネットのコラボおしゃべり会)

平成28年10月15日(土)


 会 場 : 富山市立八幡公民館      
 対 象 : 場面緘黙当事者とその保護者
 
 
  
   《「秋桜月の会」での主な発言》
 
 ☆就労について☆

 面接を心配する人が多いが、面接は質問がだいたい決まっているので、まだしゃべりやすいことが多い。

 予行練習も可能。まったく知らない人の方が声は出やすいことが多い。

 「シングルマザーで全緘黙」という方を見かけた。その人の場合、子どもにも上手く話すことができず、身振り手振りで伝えていた。

 「何かショックな出来事があって急に声が出なくなるトラウマ性緘黙」や「ヒステリー性失声」であって、「場面緘黙」とは違う可能性があるので注意が必要。

 チャレンジ雇用で自分の娘はデータを入力する仕事をしている。最初は間違いもあったが、今は慣れてきてミスもなく、仕事も速くなった。職場では周囲の理解があることがとても役立っている。

 息子はけん玉が得意なので、ある福祉施設にけん玉のボランティアとして連れて行った。そのときの印象が良かったのか、施設の方から「今後は職員として来てほしい」と依頼があった。まずはボランティアとして、筆談用のメモとペンを持って働きに行くようになった。1週間、掃除やシーツ交換、草むしり等を行った。「うまくいけば就労に結びつくかもしれない」ということで支援者の方々が応援してくれた。母親として、この子の状態(場面緘黙)を伝えた。トイレに上手く行けないかもしれないので「トイレ大丈夫?」と職員の方から声をかけてほしい等と相談していたら、施設の方から「トイレも心配だったら施設利用者と同じだ」と言われた。その後、施設の方から「(別の福祉施設で働く母親と)親子で来てくれるなら、ずっと働ける」と言われたが、簡単な話ではないので断った。周囲の理解を得るのは本当に難しい。一般就労の場合、最初の段階で雇用条件など確認したり、書面で残したりする必要があったのかもしれない。

 自分の息子も場面緘黙だが、今後、障害者手帳を取得するかどうかで悩んでいる。
  銀行員の親類から、銀行にも障害者手帳を持って障害者枠で働いている人がいると聞いた。手帳があると選択肢が増えるかもしれないので、今後、手帳を取得するための診断書を取りに行こうかと思っている。 診断を受けて6ヶ月後でないと障害者手帳はもらえないので、よく確認したほうがいい。

 
 ☆自分の気持ちを表現する方法☆

 自分の気持ちをどう表現しているのか、他の方の話を聞きたい。

 自分の子どもはネットゲームが好きでスカイプを使ってチャットやメールをしている。

 この前、検査のため病院に行ったら医師の前では単語が出た。心理士さんには少し喋った。知らない人には話せるのかもしれない。

 小児科などの医療機関で心理士の前では緊張が下がって話せる子どもは確かにいる。

 場面緘黙の中には、不安や緊張のために人前で話せないだけでなく、言語面の苦手(話を組み立てて会話するのは難しい)をもつ子どもがいる。

 家庭では、本人が話したいことを大事にしてあげる。子どもが別のことに熱中しているときに親から学校の話を質問しても子どもは答えにくい。

 子どもが話した内容をふくらませて会話してあげることが大事。

 受け手の方が、子どもに注目して「話して欲しいオーラ」を出し過ぎると、かえって緊張が高まり話せないことはよくある。負荷をかけ過ぎないことが大事。

 学校で話すのは一番難しいので最後になる。学校での発話に注目するのではなく、たとえば、「家事ができるか」「買い物ができるか」「好きなことがあるか」など、生活力をつけることが大事。そちらを充実させることがポイント。


 ☆生活力について☆

 生活力をつけることは(緘黙と)直結しないかもしれないが、長い人生を考えたときに大事なこと。

 人気アイドルグループのチケットを取るときに初めて外との接点を持った。今は一人で東京へ行けるまでになった。最初はバスの停車ボタンも押せないほどだったのに。

 本人のやりたいことを突き詰めて行くのは、遠回りかもしれないが自信につながる。楽しい人生を送るための基礎になる。

 好きなこと、得意なことを伸ばしたい。

 母親自身が生活を楽しんで、いろんなことを話すのはいいこと。

 子どもの癒しにもなるかと思って室内犬を飼った。生命力を感じる。生活に活気が出た。散歩はいいリハビリになる。散歩中に誰かが声をかけてくれるのはうれしいこと。1対1で直接話すのではなく、相手は犬を見ている。間に犬が入るとコミュニケーションしやすい。また、まだ人目が気になる場合は、夕方の散歩で帽子を被っていたりすると緊張がやわらぐ。  

 時間はかかってもできること、例えばお店での注文などを自分でさせる。

 親がのびしろを取らない、親が先に言わないことが大事。

 家事のお手伝いも始めは嫌そうにしていたが、今は慣れて自分から進んでやってくれる。

 「忙しいから手伝ってくれる?」が自然な声掛け。

 うちは7人家族。食器を片付けるのは娘の仕事になっている。手際がいい。これも現在の就労に活かされると感じている。

 手伝えないときは、「ごめんね、お母さん」と気配りもできる。


 ☆反抗期について☆

 不登校だったので、「学校に行け!」「嫌だ!」と親子で喧嘩になった。今はプレッシャーをかけずに様子を見ている。圧をかけないようにしている。話しかけても返事がない。朝起きるのが遅い。

 行きたい気持ちがあるけど行けない、体が動かないのだと思う。

 不登校の場合、子どもに登校を促していくだけでは本当の解決はない。学校に受け入れの環境が整っていればいいが、場面緘黙の理解がない学校で強いストレスにさらされることになる。

 先生には親の気持ちをぶつけている。理解してくれている。自然体の方が本人も入りやすい。

 スカイプで話せる相手が見つかった。最近、自分が喋れない、ということをその人に言った。

 英語の方が発話しやすいという人もいる。感情がくっついてこないので言いやすい。日本語では感情がくっついてくるので恥ずかしいという思いが出るが、英語はそれがない。

 イギリスなど海外では、セルフモデリングという方法がよく使われる。具体的には自分が話している場面と人(話せるようになりたい友達や先生)が話している場面の録画を編集して何度も繰り返し見る、というもの。自分がその人と喋れる感覚が醸成される。

 エネルギーや力を溜めている時期もあるので、それが症状改善や行動として表面的には分かりにくい。成果が出ていないからと焦らないことが大事。


 ☆『状況によって声が出づらいです』提示カードについて☆

 電車通学でバスを降りられなかったときにカードを出したかったが出せなかった。

 先生方とロールプレイをして、本番のけん玉道二級指導員ライセンス講習会の受付で、会員証と場面緘黙の提示カードを出すことができ、受付をクリアすることができた。

 いつ交通事故が起こるかわからないので、交通事故が起こった場合のロールプレイをした。

 普段からカード提示に慣れていないと、緊急時にだけカードを出すことは困難。余裕がある時に出せているかどうか。慣れた環境で練習しておくことが大事。ロールプレイなどで実演練習されたとのこと、とてもいいと思った。
 
 

「場面緘黙を考える会富山〜あじさい月の会〜」

平成28年6月18日(土)


 会 場 : 富山市立八幡公民館      
 対 象 : 場面緘黙当事者とその保護者
 参加者 : 約20名(スタッフ含)
 内 容 : 近況報告 意見交換 
 
 
  
   《「あじさい月の会」での主な発言》


  判断基準について
 
 

「場面緘黙を考える会富山〜如月(きさらぎ)の会〜」

平成28年2月14日(土)


 会 場 : 富山市立八幡公民館教養講座学習室(和室      
 対 象 : 場面緘黙当事者とその保護者
 参加者 : 18名(スタッフ含)
 内 容 : 近況報告 意見交換 
 
  親としての心配事
 


 
  感情の起伏について
 
 
  試練をどのように乗り越えるか?
 
 
  当事者の気持ち
 
 
  大切なこと
 
 
  自分(子ども)が変われたきっかけ
 
 
  周囲に打ち明けることについて
 
 
  就職という壁
 
 
  親としての気持ち
 
 
  今後の会の持ち方について
 
 
 

記事のご紹介

平成28年1月30日
 

 
 
 
 
  本文を読む

 

「秋の保護者の会」を開催しました

平成27年10月3日(土)
 

 
 
 日 時 : 2015年10月3日(土) 
      14時〜17時
 会 場 : 富山県民共生センター
      「サンフォルテ」

 参加者 : 緘黙当事者の保護者など8名
 内 容 : 場面緘黙に関する悩みや近況を参加者で共有しました。
 
 感 想
皆さんたくさんの思いを語ってくだいました。元当事者の緘黙経験の方も貴重な話をたくさんしてくださいました。つらい思いをしている人がたくさんいると感じました。また、会を開き、話し合いができたらと思います。ありがとうございました(主催者より)
 

「あじさい月の会」をコラボで開催!

平成27年6月6日(土)
 

  「場面緘黙を考える会富山」と
 「Knetおしゃべり会(第52回)」が
 コラボで開催!
 〜あじさい月の会〜

 講師は、かんもくネット代表の角田圭子先生
 (臨床心理士)
 

 時 間 : 13:30〜17:00
 会 場 : 富山県民共生センター
 「サンフォルテ」
 参加者: 18名
 内 容 : 場面緘黙をめぐる情報交換
       話しことばをつかわない遊び
       タッピングタッチ体験
 
 

「たたいてかぶってじゃんけんホイ」の様子

 
 
タッピングタッチ体験の様子

 
     《参加者された方々の声》
 
◇参加者が少ないとお聞きしていましたが、保護者や当事者、経験者など様々な方々が参加されていて驚きました。緘黙についての第一人者の角田先生の話を聞けて、本やテレビでは得られないものを知ることができました。 緘黙の子どもは、大規模校は別にして、学校に一人いるかいないかかもしれませんから、なかなか実感として多いという感じはしませんでしたが、今日の会に保護者、当事者、経験者が実際に参加されているのを見て、富山にもやっぱりいらっしゃるんだなというのが正直な感想です。そして、今日はそのような人たちの生の声を聞けただけでも、参加したかいがあったと思います。やっぱり、現在進行形の人の生の声は、強く響くなと感じました。
 
 
◇貴重な機会を本当にありがとうございました。 いろんな遊びやタッピングタッチはとても楽しくリラックスできました。 また、参加された当事者やお母さん方の切実さも伝わりました。 このような機会があれば、教員や保護者の方々にも理解が深まると思います。 学校で是非とも生かしたいです。
 
 
◇角田先生の実例を多く取り入れられた話を聞くことができ、本当に意義のある時間を過ごすことができました。そして、いつも話題に出ている角田先生にお会いすることができて、嬉しかったです。期待していた以上に、素敵な方だと感じました。場面緘黙の子どもへの接し方についても事細かに解説してくださっていて、さすがだなと思いました。 また、たくさんの方々の中に、あんなふうに堂々と参加できる当事者の方も、すごいなと感じました。これからも、続けていってほしい会だと思います。 「次回は保護者の方々だけで集まるのもよいのでは…」という意見がありましたが、名案だと思います。何よりも気持ちを分かってもらえる仲間がいることに気付くことで、保護者も少し楽になるのではないかと思います。
 
 
◇学校では、場面緘黙の子どもに対して、どのような関わり方がよいか、これまで私なりに試行錯誤してきましたが、今回、角田先生から学ばせていただいた1つ1つが大変参考になりました。さっそく、学んだことを実践してみます。 「分かち合いの時間」も、とてもよかったと思います。「いろんな遊び」や「タッピングタッチ」を通して、参加者1人1人の体と心がほぐれ、お互いの「つながり」「信頼関係」が深まったからこそ、参加者それぞれが悩みを打ち明けたり、自分の歩みを話したりできたのだと思います。
 
 

「ハートネット」で場面緘黙の特集が放送!

平成27年5月28日(木)
 

「NHK 福祉ポータル ハートネット」で検索すると

番組の内容が確認できます!      

 

本会ホームページ開設

平成27年3月
 

 

テレビで場面緘黙の特集が放送!

平成27年2月18日(水)
 

本会メンバーがNHK富山放送局ニュース富山人

「場面かん黙を知ってください」に出演しました。        

 

 

情報交換会  

平成27年2月11日(水)

八幡公民館 会議室 参加者11名
  

      

1 開会の言葉

 

2 提案−これまでの成果と今後の課題−

《これまでの成果》(H25.8.7〜8講演会&交流会の感想より) 

 

《今後の課題》

  

3 実践報告−場面緘黙に関わってきた支援者からの報告−

 

4 意見交換

     

    

 

5 閉会の言葉

    

 

かんもくネット・「場面緘黙を考える会 富山」共催

「おしゃべり会in富山【第47回】」

平成26年11月1日(土)

富山県民共生センター「サンフォルテ」 参加者13名

講師:かんもくネット代表 角田圭子先生

 

新聞に場面緘黙の記事が掲載!

平成26年10月30日(木)

「富山の加藤さん 富山大講義にゲスト参加 『場面緘黙』症状知って−小中学校教員学ぶ−」との見出しで、本会の活動について紹介されました。
  

詳しくは北日本新聞のページをクリックしてください。  

 

 

交流会

平成25年12月14日(土)

八幡公民館 会議室 参加者8名
  

 

ふれあい遊び&交流会  

平成25年10月20日(日)

八幡公民館 会議室 参加者10名
  

 

ふれあい遊び&交流会  

平成25年9月29日(日)

八幡公民館 会議室 参加者9名
  

 

交流会 

平成25年9月8日(日)

八幡公民館 会議室 参加者11名
  

 

新聞に場面緘黙の記事が掲載!

平成25年8月8日(木)

「『場面緘黙』の症状学ぶ かんもくネット代表・角田さん富山大学で講演会」との見出しで、本会の講演会について紹介されました。
    

 

 

講演会&交流会  

平成25年8月7日(水)〜8日(木)

富山大学 
  

【1日目】 講演会  参加者50名

 講師 角田圭子先生(かんもくネット代表)

 

【2日目】 交流会  参加者20名  

 

新聞に場面緘黙の記事が掲載!

平成25年7月19日(金)

  

「家族とは会話 でも…学校などで話せず 『場面緘黙』知って〜富山市の短大生ら交流・啓発の会発足」との見出しで、本会の設立について紹介されました。