学生時代から欲しかった１台です。当時は、アサヒペンタックス６７を使っていました。ハッセルは高嶺の花で貧乏学生にはとても手の出るカメラではありませんでした。社会人になって４・５年掛かりやっと購入しました。
　最初はウエストレベルファインダーを使っていたのですが、ピントをよく外したので４５°のプリズムファインダーを購入しました。ピントグラスもミノルタ製のアキュートマットに変えてあります。これで、ピント合わせの問題はなくなりましたが、ボディは重くなったため長時間首に吊っているわけにもいかずカメラバックにすぐしまうようになり、スナップ撮影にはむかなくなりました。
　そこで、最近は風景撮影用に使っています。広角レンズが欲しくなったので、５０ｍｍF4のディスタゴンを購入しました。レンズはまだ２本しかありません。
　フィルムバックを１個追加購入しました。６×４．５用画面のものです。いろいろな理由から２２０フィルムは使わないのですが、３６枚撮りフィルムに慣れているので、６×６だと１２枚しか撮れず、あと２コマ撮れたらということがあったり、経済的にも得かなと思い購入に踏み切りました。
　もともと６×６のスクエアー画面が好きで買ったハッセルですが、最近の不景気でレンズなど安く手に入るようになったのはいいことかもしれませんが、作品作りの経費まで削減しているので良い写真が撮れなくなって来ました。視点を変えて長方形の画面で風景写真にトライしています。