コラムだよ


第十五回 リフト論


 第十五回のテーマは「リフト論」です。スキー場に欠かせないモノと言えばリフトです。世間一般に広まってるリフトと言えばペアリフトですが、その他いろいろなリフトがありますよね。ゴンドラリフト(ロープウェイ)や高速クワッドリフトをより多く持っているスキー場はよく有名スキー場と定義してもいいくらいリフトはスキー場に大きな影響を与えています。要は多く人を乗せれて早いリフトが求められるんですが、今回はちょっと変わったリフトについて見ていきましょう!


Tバーリフト (普及度 日本:少々、 外国:かなり)

 フツウのリフトはロープにぶら下がった状態で進んで行くんですが、これは雪面に板を滑らせながら進んでいくと言うものです。ま、高所恐怖症の方にはもってこいのリフトです。しかしこれは前に乗ってる人が乗車中(ひっぱってもらってる)に転んだりした場合、ウマイ事その進行方向から抜け出さないと後ろから来る人にガチコ〜ん!ってな感じになってしまうと思われます。ご注意を。


ロープリフト (普及度 日本:少々、 外国:!?) 
 ま、Tバーリフトと同じ原理なんですがこっちはTバーリフトの簡易バージョンですね。ロープにつけてある取っ手みたいなのを掴むんです。ちなみにコレ筆者も乗った(ひっぱってもらった)事あるんですよ。最初はタイミングが合わずに苦労しましたよ。ちなみにコレ、人が掴まってない取っ手があると、乗車位置からじゃなくて途中から掴まって、さも乗車位置から乗ったようにみせる輩もいました。ま、やってはイケナイ事です。


屈曲リフト (レア度 日本、外国共に∞) 

 ついにこのリフトを紹介することになってしまいました。今日本にこの手のリフトは存在するのでしょうか。数年前まで立山山麓ゴンドラスキー場(現らいちょうバレー)の上部ゲレンデにかかってたんですけど、現在は老朽化のためかその姿を消してしまいました。コレがおもしろいのなんのって。途中まで行ったら地形の関係で方向を変えるために40・50度くらいクイっと回るんですよ。そのクイって行く様はちょっと笑えるモノがあって、クイっていった直後は少し「ムフっ!」て感じになります。本当にこのリフトが壊されると聞いた時は切なくなりましたね。もうあの「クイっ」ってのが味わえなくなるんですからね。いつかどこかでこの生まれ変わりが出現する事を祈ってます。


ぐぎゃぎゃぎゃリフト
 (レア度 日本:さびれたスキー場には存在するが、有名スキー場にある確立は少ない。最近は希少価値が高くなってきている。) 

 ぐぎゃぎゃぎゃって何?って感じでしょうが、この手のリフトに乗ってるとまさにこんな感じなんです。なぜ「ぐぎゃぎゃぎゃ」なのかと言うと、基本的にリフトは鉄塔の滑車の上をロープが進んでいくという感じなんですが、古いタイプのモノはこの滑車が鉄製なんですよ。最近ではこの鉄製の滑車の周りにゴム製のモノが貼ってあり騒音等を消してくれるような感じになってるんですが、鉄が剥き出しの滑車のリフトの場合、騒音や振動が直に伝わってくるんですね。そんなワケで「ぐぎゃぎゃぎゃ」と表現したんですが、コレ結構使えるんですよ。何に使えるかと言うと腰痛です!この振動実はリフトに乗ってる最中ずっと伝わってくるモノがほとんどで、しかも適度な振動が期待できるんです。またリフトの椅子の種類にもよりますけど、ちょうど腰のあたりまで背もたれがある椅子だと、その振動によるマッサージの効果は抜群だと思われます。よく電気店に売ってるマッサージ椅子なんてメじゃないですよ。凄く気持ちいいです。疲れた体をリフトに乗ってる最中に癒して次の滑走に備えさせてくれるんですからね。こんな素晴らしいリフトを減らしてはいけません!特に年配の方で腰痛の人達は一致団結してこのリフトの保護に努めましょう!
 この他にもおもしろいリフトを知ってる方はご連絡ください。


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