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午後5時からようやく試合が始まる。こちらの日没は9時半ごろなので全く問題ない。
プレイヤーはJiri Novak (CZE) David Rikl (CZE) 組 対 Donald Johnson (USA) Jared Palmer (USA)
ごめん。四人とも知らない。でも見たことはあるような気がする。
彼らの打つボールは午前中に見た練習のボールとはかけ離れたスピードだった。
やっぱ練習は軽くやってるんだな。ボールを打つ音はコート中に響く「バゴン」という音だ。
知らないプレイヤーばかりだけれど、試合はさすがに決勝だけあって面白い。
エラーで点が入るのではなく、決めて入る。
左側の二人はオーストラリアンフォーメーションをしていた。
前衛の選手は始めはしゃがんでいて、パートナーがサーブした瞬間に立ち上がるのだが、
まるでその立ち上がるタイミングに命をかけているような気合いの入りようだった。
ボールボーイ、ボールガールはきびきびとよく働く。
決勝で働くこの子供たちもきっと一流のボールボーイ、ボールガールなんだろう。
線審の声は大きく、コート中に響く。