開発じたばた日誌

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TYOTTO 32ビット編

 Styxの開発はまだまだ続くのですが、ここいらで気分転換にTYOTTOの32ビット版に話題を変えましょう。 事実TYOTTOのおかげでStyxの開発が完全に停止していた次期がありました。

 32ビット版といえど、インターフェースは16ビット版とほとんど同じです。そして機能も... これではあまりにも芸がない。この世はインターネット花盛り。 じゃあインターネットでもてはやされているJPEG,GIFを連続再生できるようにしましょうかね。

 それじゃあと始めたのがGIFです。いまから思えばGIFを最初にしてよかった。 JPEGだったら必ずや挫折していたでしょう。 とにかくGIF,JPEGで私は高校生に戻ったように勉強し、土日返上で2ヶ月かかったのです。

GIFはインターネットで使用されている代表的な画像データの形式です。 これは同じパターンが連続すると圧縮率が高くなります。 日本の事実上の標準であるLHAの親戚(名前だけ)の圧縮方法を使っています。 写真のような画像よりもCGのようなベタのある画像の圧縮が得意です。

 さあ、灰色の脳細胞からあのときの苦労を思い出すこととしましょう。

 まずは資料さがしからはじまります。なにしろ1から10まで自分でやるわけです。 ファイルフォーマットを理解しないと話になりません。 幸いにも会社の同僚がインターネットからファイルフォーマットを解説しているページを探してくれました。 しかし全て英語です。

 GIFと一言でいっても、内部はいろいろな形式があります。 87a、89aというバージョンの違い、インターレースGIF,アニメーションGIFと多彩なラインナップです。 これらを全て表示できることを目標としました。