開発じたばた日誌

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FileSum ツリービュー編


 FileSumの32ビット版は、16ビット版と同じような操作性で、同じような表示にするつもりでした。 新しい目標としては、オーナードローのボタン、マルチスレッド、ツリービュー、スプリッター、ツールチップ など、盛りだくさんです。

 まず、見た目を整えましょう。最初はツリーです。16ビット版のツリー表示は自分で描いていたので苦労しましたが、 今はツリービューコントロールという強い見方がいる(ときとして猛獣になる)。 私は楽して完璧なツリー表示が手に入るのです。

 でません。ツリーが全くでません。なにもでません。本と全く同じようにしているのに。 でもこれは単純に私のうっかりミスでした。CViewから派生させていた私のFileSumViewクラスを CTreeViewから派生させればいいのですが、一部CViewをCTreeViewに修正しそこねていたところがあったのです。 疑ってごめんね。−>MS。
C++でプログラミングしない人には全くわからない話しですみません。
ツリービューのはまりはたったの1日ですみました。ラッキー。

 はまりまくったおかげで、なにか表示が出始めるとすいすい進んでいきます。16ビット版の悪夢が夢のようです。 私は本当に楽して完璧なツリーを手に入れたのです。エクスプローラの左側のツリーもこうしてやっているんだなと 思うと、私は少し一流になったような気がしました。

 さあ、次はツールバーです。ツールバーはドッキングといって、親にくっついたり、分離したりできる 優れた機能を持っています。実はこれはただで手に入る機能なんです。 ツールバーをFileSum用にもっと使いやすくしましょう。

 ツールバーでやりたいことはなんでしょうか? 普通ツールバーはメニューで行うことの、よく使うことを ツールバーに割り当てます。でもFileSumではそうしていません。ツールバーでできることはメニューでは できません。掟破りのような気もするのですが、このほうが使いやすいと思っています。

 FileSumは単純なツールです。ドライブを選択して、スタート。ほとんどの人はこうしていると思います。 ツールバーでは一発でこれができればいいのです。逆にメニューでは時々使う細かいことができればいい と考えています。同じことをするのに、二つもインターフェースはいらない。 といういいわけで、ツールバーでできることはメニューではできません。

 さて、このツールバーがはまりました。