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音壁とクリスマス
わたしがはじめてスペクターサウンドを聴いたのは「ダドゥロンロン」でも「ビーマイベイビー」でもなく、ロネッツの「I SAW MOMMY KISSING
SANTACLAUS」(81年の佐野元春のNHKサウンドストリート)でした。 クリスマスソングはフィルスペクターの『クリスマスギフトフォーユー』以前は竹内まりやの「ザクリスマスソング」「すてきなホリデー」のようなサウンドが主流だったんではないでしょうか。 史上初のV.A.によるクリスマスアルバム『クリスマスギフトフォーユー』はケネディー暗殺で大きなヒットを記録できなかったようですが、以降のアーティストに大きなインパクトを与え、ジョンとヨーコの「ハッピークリスマス」やロイウッドの「毎日がクリスマスだったら」、浜省の「ミッドナイトフライト」そしてマライヤキャリーなど彼らのクリスマスソングに年代を越えてそのサウンドは継承されています。 音壁構成要素のひとつ”鈴の音”がクリスマスサウンドの必要条件であったことが相性のよい第一の理由でしょう。 鈴に代表される華やかなパーカッション 教会の天井に響くかのエコー 聖歌隊を思わせる大編成の合唱 クリスマスツリーやデコレーションケーキのカラフル、キラキラな感じ、甘くてあったかい感じが、装飾的な音数、深いエコーで表現できていると思います。 やがて、冬=雪=そり=鈴、という連想ゲームで、クリスマスに限らず音壁が冬のサウンドの代名詞になってしまったようです。 スペクターが雑誌やラジオで特集されるのも12月が多いですね。
レココレの大滝、山下、萩原の対談を読み返しました。 @ベードラ、Aスネアのパーン、Bカスタネット、Cエコー つまり、これらは表層的な現象であって、本質は違う、と。スペクターが何層にも重ねて磁気帯に塗りこめたものは。 が、『ロンバケ』以降、私が”打ちのめされっ放し”なのは他ならぬこれなのです。
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音壁クリスマスVOL.1 まずは洋楽中心に有名曲から
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クリスマスと音壁をマッチさせたのはロイウッドが先駆?ということでこの曲からスタートです。 ダーレンラブとトムペティーはクリスマス映画「ホームアローン2」のサントラでした。そういえば「グレムリン」に『クリスマスギフトフォーユー』からオリジナルのダーレンラブが使われていたとか。 「恋人たちのクリスマス」は日本のドラマ主題歌に使われて大ヒットしていました。その大ヒットアルバムで『クリスマスギフトフォーユー』から2曲カバーしています。「サンタが街にやってくる」はイントロに「ブラームスの子守り歌」までついてますのでクリスタルズバージョンのカバーと言っていいでしょう。 また浜省の「スノーバウンドパーティー」も「クリスマス、ベイビープリーズカムホーム」のリフを印象的に引用しています。 ちなみにわたしが最初に買った『クリスマスギフトフォーユー』は、85年『フィルスペクター・クリスマスアルバム』としてビクターから再発されたLPです。このLPの1曲目がダーレンラブの歌う「クリスマス、ベイビープリーズカムホーム」でした。 その他の曲はヒットしたかは別にして、れんたろうさんのご尽力でナイアガラー内の知名度は高いので、何も言わずにお聴きください。桑田がロニーの歌マネしてますね。
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音壁クリスマスVOL.2 ナイアガラサウンドフォロワーズ研究のなかで発見した無名曲
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ペイズリーブルーは「チルドレン」のコーナーですでにご紹介しました。”マイファースト音壁”ということでこの曲からスタート。 満里奈のこの曲はリアルタイムで知っていました。「ホワイトラビットからのメッセージ」のB面です。 最初に作ったクリスマス音壁ソングのカセットにもちゃんと入れてます。 レモンセックスセインツのはリアルタイムで買っています。ライダーズの岡田徹と渚十吾を中心としたクリスマスアルバムのなかのガールグループです。 吉田栄作は、吉田/楠瀬/十川でコーラスとコーラスアレンジ楠瀬という文句なしの布陣です。 鈴木哲彦のこの2曲はれんたろうさんの紹介です。 中西圭三は「キス、メリークリスマス」という佐橋編曲の作品もありますが、それを超える「壁」がそこにはあります。松本/中西/村松邦男で、ねのすけさんの”フォロワーズ最強作品”の保障つきです。 最後に江崎まりですが、このCD、ねのすけさんとわたしがほぼ同時(03年6月)に発見し情報交換していてお互い驚いた、といういわく付きの作品です。長年こんなことに熱中しているとヘンな勘が働くようになるんですね。
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音壁クリスマスVOL.3 クリスマスソングではないがそれを感じさせる曲
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高橋ひろはクリスマスソングではないようなのですが、アウトロに「ママがサンタにキスをした」のメロディーが挿入されてきます。 森丘祥子は『夢で逢えたら』で有名ですがデビューアルバム『ピンク&ブルー』にユーミンの音壁カバーがあります。 スムース(smooth)は「Cola Boys & Lemon Lime Wendy」という曲をれんたろうさんから推薦され存在を知りました。この曲はタイトル買いした『ウィンターバケーション』というアルバムに入っていました。 ルクプルは後半のブリッジ〜きっと雪の中でも〜のマイナー転調で「シベリア」系も顔を出し「志」を感じるアプローチです。アルバムもシングルも捨て値で売られていますのでぜひ入手してみてください。 これらの曲はクリスマスを意識していないにしてもウインターシーズンに発売されています。
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音壁クリスマス アンドモア ブライアンウィルソン色の強い推薦曲
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小林深雪も鈴木惣一郎とともに「モンドミュージック」の著者です。この曲は「壁」度は薄いですがブライアンの「MELT AWAY」っぽいです。 A・M・S&Iは安部泰宏、村田和人、鈴木雄大、伊豆田洋之のユニットです。ex.プロデューサーは牧村憲一です。音壁ではないですがビーチボーイズ『クリスマスアルバム』の翌年のクリスマスアルバム『パーティー』が元ネタだと思います。
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やや壁クリスマス その他の参考商品
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ナイアガラサウンドフォロワーズ研究のなかで発見した曲から音壁なクリスマスソングを羅列してみました。みなさまもご存知のクリスマスものがあればご一報お寄せください。ひきつづき、チェッカーズの作品とゴダイゴの作品の情報を募集しています。
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